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足の冷えと坐骨神経痛 - 練馬区上石神井のフェニックス鍼灸治療室

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ブログ「フェニックスのあれこれ」

日々の出来事、健康に関する事をブログにアップしたいと思います。

足の冷えと坐骨神経痛

作成日:2016年05月18日(水)

 

 

多くの方の坐骨神経痛の治療をして参りました。

その中でも

椎間板ヘルニア 梨状筋症候群 脊椎間狭窄症 変形性腰椎症 他原因の特定できないものなど

腰からお尻にかけて原因があり、足のしびれや痛みが引き起こされる症状の坐骨神経痛ですが、症状が長引いたりひどくなると足のしびれや痛みに加えて

足が冷える症状も少なくありません。

 

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坐骨神経痛の痛みやしびれの場合、多くは足の神経に沿った痛みやしびれが出ます。

一番多くはお尻の外側から太ももの外側が多く、症状が重くなるとふくらはぎの

外側を中心にしびれや痛みが出やすく、他には太ももの後ろ側などもあります。

太ももの内側はの痛みやしびれは極めてまれで腰やお尻に原因があるより

他の疾患が考えられます。

 いすれにせよ神経に沿った症状なので原因となる場所がおおよそ判定できます。

 

しかし坐骨神経痛に伴う冷えの場合神経に沿った冷たさではなく

足先全体であったり片側の下半身全体であったりします。

 

坐骨神経痛を発症して日が浅い場合は比較的冷えの症状は出にくく、

坐骨神経痛が慢性化すればするほど

坐骨神経痛の症状が重ければ重いほど

冷えの症状は多くみられます。

(時に閉塞性動脈硬化症など内科的な問題で

片足だけ冷えたりしびれることもありますので、

慢性的な坐骨神経痛に思い当たる場合がない時は、

医療機関で受診が必要となりますので注意が必要で)

 

 

寒い季節、体が冷える、クーラーの冷えがに足が当たるなどすると

坐骨神経痛の出てない足は無症状なのに

坐骨神経痛のある足だけに症状が出る事があります。

 

片足の足先だけ冷えてませんか?

 

片足だけ冷える感じかないでしょうか?

 

片足の一部分だけ冷えてませんか?
 

神経痛はないけど片足だけだるさを感じませんか?

 

これらの症状がある場合

長期間にわたり足やお尻の深い筋肉に凝りが残り

血流を阻害していることがあります。 

 

片足の冷えを取る事により坐骨神経痛のしびれや痛みもとれる事は珍しくありません。

  

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当治療室では簡易的なサーモグラフィを備えています。

上の画像にように慢性的な坐骨神経痛があると

明らかな血流不全による冷えがはっきりとわかります。

赤からオレンジが温度が高く黄色~緑にかけて温度が下がり

青が一番冷えてる状態です。

慢性的な坐骨神経痛があると、このように極端に一部だけ

冷えているのは珍しくありません。

 

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下の画像は

極端な末端冷え性の方の画像です。

上の坐骨神経痛の画像より

特に強く冷えていてます

しかし坐骨神経痛はないので

足の左右の血流に偏りはありません。

上の画像より極端に冷えていても

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均等に温めると

順調に血流は回復します。

 

片側だけの

冷えが強い場合

末端だけ温めるより

お尻や股関節、太ももやふくらはぎに

凝りができ血流障害を起こしていることが多く

これらのポイントを

一つ一つ指圧なのでほぐしていくことが

改善の道筋になります。

血流障害の大まかなポイントは

 

※2023 10 19
 各ポイントの簡単な動画をアップしました。
 (施術の一例です。参考になれば幸いです。)
  


脛(すね)の前面の筋肉。(前脛骨筋)

いわゆる足三里と言われている場所から始まり脛の筋肉全体。
特に足首に近くなると筋肉がスジのようになり固くなり
通常のマッサージは刺激が届きにくいポイントです。

仰向けに寝て垂直方向に点で指圧すると、

より深く刺激が入ります。

 

  

 

 

踵の骨周り及び足の裏全体。
主に踵の骨まわりに押すと気持ちの良い場所が存在します。

足の裏は刺激にとても強く、脛の前面以上に通常のマッサージでは刺激が届きにくいポイントです。

一般的な青竹踏みにみられるように体重をかけても丈夫なエリアなので強めの刺激で対応します。

 (動画編集中)

 

脛(すね)の外側。(腓骨筋)
上記の脛の前面より狭い範囲ですが
前面よりは刺激が入りやすい場所です。

 

 

ふくらはぎの外側(腓腹筋)
腓腹筋と言われている場所で。特に外側の筋肉が固くなりやすく冷えだけでなく痺れが強くでる場所です。

筋肉が柔らかい場所なので強いマッサージや指圧はあまり向きません。
腓腹筋の深いところにあるヒラメ筋とともに、
動きが大きい筋肉なのでストレッチが効果が出やすいポイントです。

 

 

 

太ももの裏側の外よりの筋肉

いわゆるハムストリングスと言われている場所で

ハムストリングス外側の下から3分の1くらいの深い場所に
冷えや凝りのポイントがあります。

(ツボにも出てこなく、あまり語られることのない企業秘密?のポイントです)
太ももの骨の上近くにあるので、探すのに少し難しポイントです。

 

 

太ももの外側の筋肉

腸脛じん帯と言われている場所で

他の太ももの筋肉とは違い
腱組織で出来ているので押すと固く感じます。

股関節から膝の外側の上まで長い範囲で

かつ幅も広く比較的押しやすいポイントです。

 (動画編集中)

大腿筋膜張筋

他の腰痛にも関連するとても重要な場所ですが
あまり語られることも治療に使われることも

なぜか少ないです。

腰痛、坐骨神経痛や冷えの黒幕的存在です。

骨盤の下の大腿骨の外側の骨から骨盤の際まで

10センチにも満たない短い筋肉ですが厚みがあります。

多くの凝りが詰まっていることが多く。

骨盤の骨際から大腿骨の骨際に反応点があります。

ここを刺激しないと効果は期待できない位のポイントです。

厚みがあるため凝りが強くなると股関節前面にまで違和感を感じます。

 

 

 

中殿筋

大腿筋膜張筋のすぐ隣のポイントです。

比較的大きいい筋肉ですが

深い場所に凝りが詰まっていることが多く

深めに刺激しないと反応がない場所です。

強く押すと足の外側に響くような心地よい感じがすれば

血流が改善し冷えも取れてきます。

 

 

 

梨状筋(坐骨結節付近)

お尻の中心部にある最も深い場所です。
座って骨の一番出ているところが坐骨です。

その坐骨の少し外側にかけてある梨状筋という筋肉です。

梨状筋と坐骨の骨そのものの付近に多くの深く凝りのポイントが存在します。

お尻の筋肉のなかでは一番深部にある場所ですが

坐骨神経痛の治療には必ず処理しなくてはいけない

ポイントです。

 

 

 

下の画像は左の 片足が冷える上に

数年間足の怠さやお尻や股関節に違和感を抱えていた方のものです。

 

左の人差し指と中指が極端に冷えているのが

わかります。

やはり上記のポイントに凝りが沢山ありました。

 

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凝りをほぐすことにより

血流は改善しました。

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また

股関節付近の

ストレッチ等は

凝りをほぐす前処置として

とても効果があります。

中殿筋、梨状筋、ヒラメ筋はストレッチ効果が出やすい場所です。

脛の前の前脛骨筋はストレッチ効果の出にくい場所です。

 

また、痛みが強くなければ

ウォーキングや軽いジョギングは足の血流を良くし

股関節等の動きをよくしますので、

片足が冷える方は試してもいいかもしれません。

 

 

当治療室ではこれらのポイントを

一つ一つ丁寧に

凝りをほぐし

オリジナルの温め方で

凝りの冷えを取り

深部まで効かす鍼治療を

行っております。

 

 

詳しくは坐骨神経痛専門ページごらんください。

 

 

足の冷えと坐骨神経痛でお悩みの方は

ご相談ください。

 

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